コミュニケーションはキャッチボール
こんにちは。
新年度が始まり1か月が経過し、GWに入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
就労の現場では、コロナウィルスの影響により、在宅勤務を主体とする企業も出てきており、働き方そのものが変化してきていますね。
そのような環境のなかでは、コミュニケーションを円滑に行っていくことが一層必要とされます。
どのような作業をすればよいのか、どのように報連相をすればよいのかなど、迅速に自分の置かれた状況を理解し、適切な行動をとることが求められます。
そのためにはコミュニケーションをとっていく力が求められます。
では、そのような状況の中で、いかにして情報のやり取りを進めていけばよいのでしょうか。
コミュニケーションはよく、言葉のキャッチボールと例えられます。
会話のなかでは、自分の気持ちや考えを発信する人、その気持ちや考えを受信する人がいます。
その役割を交互に変えていくことでお互いの意志を伝達し合っており、その様子はキャッチボールをしている様子に似ています。
キャッチボールがうまく成立していない状態をコミュニケーションに置き換えると、自分の思いが伝わっていない、自分の思いとは違う受け取られ方をされている状態と考えることができます。
キャッチボールがうまく成立しない要因のひとつとしては、自分の投げた球が、速すぎたり、遅すぎたり、変化球過ぎたりすることがあげられるでしょう。
これは、強い球は語気が強かったり、一方的に自分の事ばかり話したりすること、弱い球は遠回しで言いたいことがはっきりしなかったり、そもそも発言をしないこと、変化球は相手の意表をついたり、文脈に合っていない投げかけをすること、という具合に置き換えて見ることができます。
そのため、円滑にコミュニケーションを進めていくためには、まずは自分が相手にどんな球を投げているのか、そのクセを知ることが大切です。
次に、相手の欲しい球(サイン)が読み取れていないときにも、キャッチボールはうまく成立しません。
コミュニケーションにおいては、時・場所・場合といったTPOを使い分け、その都度、相手がどんな球を求めているのかを読み取っていくことが大切になります。
この作業はなにも相手の心を読み取るということではなく、どのような球であればキャッチしやすいのかを確認する作業です。
「今の表現で自分の考えは伝わっているか?」といったことを相手に確認して、認識のズレを修正していきます。
そしてなにより、 コミュニケーションというのは何度も繰り返しやり取りを行う必要があるという認識を持つことが非常に大切になります。
一回のやり取りで、お互いの気持ちや考えを正確に共有するということは困難なことです。
ですが、私たちはそんな困難な作業に対して、「変に受け取られたらどうしよう」とか「間違って伝えるのは良くない」などと考えがちです。
本来、コミュニケーションというものは、自分の気持ちや考えをわかってもらいたいという動機から生まれますが、その気持ちや考えを知っているのは自分ただ一人 です。
自分しかわかっていないことを相手にも理解してもらうのですから簡単なことではありません。
少しずつ認識のズレを小さくしていく作業こそがコミュニケーションである と考えていくことが大切です。
もし、コミュニケーションに困難さを感じているのであれば、これまで行ってきた言葉のキャッチボールについて一度整理してみるといいかもしれませんね。
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