本当の幸せ
最近は少し寒さも和らぎ、暖かくなってきましたね。
春の訪れに喜びを感じる反面、私は花粉の存在に戦々恐々としております。
さて、リエンゲージメントでは『自己管理』というプログラムがあります。
あらかじめご自分の1週間の生活を用紙に記入していただき、それを使って睡眠、食事、入浴、余暇活動、服薬、気分という6点を中心として振り返りをしていただいています。
振り返りをしている中で多くの方がご自身の生活習慣を改善することに苦労されている様子が伺えます。
他にやらないといけないことがあるのは分かっているのになかなかネットがやめられない。
明日から気を付けると言い聞かせて今日もコンビニで食べたいものを食べたいだけ買ってしまう。
早く寝なきゃと思いつつ夜更かしをしてしまう。
こういったことは皆さんにも覚えがあることではないでしょうか?
不健康な習慣だと頭ではわかっているのになかなか改善することが出来ないということは大いにありうることですね。
ここで皆さんにご紹介したいインタビューがあります。
男子フィギュアスケートでオリンピック金メダル連覇成し遂げた羽生結弦選手が松岡修造さんのインタビューに答えているときの言葉です。
「連覇のためだけに幸せを全部捨てようと思いました。普段のこととか、考え方です。『あ、この幸せいらないな』とか。身近にあるものをすべて捨て去ってきた感じです」
「金メダルはいろんなものを犠牲にして、がんばってきたご褒美」
連覇のために羽生選手が捨てた『いらない幸せ』には様々なものが含まれていると思います。
もしかしたらおいしい食べ物かもしれないし、恋愛かもしれないし、友人と過ごす時間かもしれませんね。
私たちはアスリートではないですから、そこまでストイックに多くものを犠牲にすることはないと思います。
ただ、就労移行支援事業所は2年間という限られた期間しか通えませんから、自分のやりたいことを最優先していると、期間内に就職にたどり着かないということにもなりかねません。
たとえば、ネットやゲームに没頭し夜更かしをする、栄養バランスを意識せずに好きなインスタント食品ばかり食べている、友人と飲み会ばかりしている…ということになったらどうでしょうか?
昼夜逆転してしまうと昼間働くことが難しくなったり、インスタント食品ばかり食べてしまうと体まで壊してしまったり、友人と飲み会ばかりしていると睡眠が阻害されたりして症状はよくならない…なんてことになりかねません。
これらをしているときは一見幸せに感じられますが、それは一時的な快楽であって、長期的な幸せにはつながらないものなんですね。
今、捨てがたいと思っている習慣が『本当の幸せ』につながっているのかどうか?を長期的な視点で振り返ってみることが大事なのではないでしょうか。
そのうえで、自分にとっての『本当の幸せ』につながる行動を選択していくことが、より良い人生を歩んでいく1歩となると思います。
羽生選手のように、というのは難しいかもしれませんが、自分にとっての『本当の幸せ』をしっかり見据えて、一次的な快楽に惑わされないようにしたいものですね。
その先には思いがけない『ご褒美』が待っているかもしれません^^
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