長く働き続けるために
朝晩は幾分過ごしやすくなりましたが、引き続き体調管理に気をつけて、お過ごし下さいね。
「人生100年時代」という言葉やタイトル本をよく見かけます。
ある計算では、80年代生まれの約半数の人は100歳近くまで生きるんだそうです。
「人生100年時代」の到来は、遠い先のことではないようです。
そうすると、仕事とのつきあいも優に60年を超えることになります。
「心に折り合いをつけてうまいことをやる習慣」(中村恒子・奥田弘美 著)の本をご紹介しながら、仕事とどのように長くつき合っていけばいいのか考えていきたいと思います。
中村先生は、89歳の精神科医として現在もご活躍されています。
88歳までは、週6日のフルタイム、今でも、週4日、朝9時から夕方5時まで働かれています。
どうして、このように長く働くことができるのでしょうか?
まず、健康であることは不可欠となります。
そのためには、安定した生活リズムを続けていく努力が必要です。
他には何が必要でしょうか?
中村先生の言葉や行動の中に多くのヒントがあります。
「『自分はこんな仕事をすべき人間ではない』なんて、たいそうに考えるからおかしなことになってしまうんです」
「余計な力を抜いて、『まあこれくらいやってやるか』『今はそういうときなんや』と、変に力まず受け入れてしまったほうがラクですわ」
自分の好き嫌いや都合で判断せずに、目の前にある仕事をコツコツとこなしていれば、仕事を頼んだ人にも喜ばれ、もっと気楽に働けるようになります。
与えられる仕事に対して、構えることなくまずは受け入れることが大切だと仰っています。
中村先生は今でも、ちょっとした仕事を頼まれたときにも、気持ちよく仕事を引き受けるようにしているそうです。
そのせいか、先生は若い医師や看護婦からも「声をかけやすい」存在だと言われています。
このように、小さな親切が良い職場環境や人間環境をつくり、それがこの歳まで職場で重宝がられてきた一番の理由かもしれないと仰っています。
長く仕事を続けていく上で、仕事に対する姿勢、人間関係やコミュニケーションがキーワードとなりそうです。
リエンゲージメントでは、就職するだけではなく長く仕事を続けていただくことを目標として、就労準備プログラムをはじめ様々なプログラムが用意されています。
スタッフと一緒に、そのようなキーワードを考えながら就労に向けての準備を進めていきませんか。
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