先延ばしをせずに取り組む
1月中旬となり、より一層冷え込んできました。
引き続き、風邪を引かないように体調管理をしていきましょう。
さて新年を迎え、今年の抱負を立てられた方もいるのではないでしょうか。
それが達成できるように少しずつ取り組めていますか?
年内に達成出来れば良いと考えてしまい、先延ばしにしていませんか?
今回のテーマは「先延ばしをせずに取り組む」です。
先延ばしにする際、「やる気が起きないからしない」「まだ期限はある」など、今取り組まなくても良い理由が頭に浮かんでいるのではないでしょうか?
先延ばしには、欲求不満や不安を一時的に避けられるなどのメリットもありますが、デメリットの方が顕著に大きいです。
先延ばしのデメリットとしては、以下のようなものがあります。
・今の「やりたくない」という気持ちばかりを優先させ、思考や決断をストップしてしまう。
・先延ばしを続けると、結果として物事に取り組まなくなってしまう。
・後々、時間に追われることになってしまう。
・取り組まない間に嫌な気持ちがどんどん膨らんでしまう。
・先延ばししている間に状況が悪化してしまう場合がある。
・時間が経つとやるべきことを忘れてしまう危険がある。
こうしてデメリットを眺めてみると、先延ばしをやめたいと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、先延ばし対策をご紹介します。
①行動しているうちに意欲が湧いてくることを意識して、少しでも取り組んでみましょう。
例)勉強:学んでいるうちに、更に知りたいことが出てくる。
②先延ばしをしてしまう内容に対して、「○月○日○~○時、○○に取り組む」という具体的な計画を立ててみましょう。
確実に達成できるような作業内容・時間設定をすることが重要です。
その時々の気分に依るのではなく、計画に沿って行動していくことが先延ばしへの対策になります。
③一度に全てを終わらせようとするのではなく、作業を小さなステップに分けて取り組んでみましょう。
今日は小さなステップだけやれば良いと考えると、取り組みやすくなります。
10~15分だけ取り組んでみるというのも良い方法です。
そして、行動した後は、達成できたことについて自分を褒めてみましょう。
自分を褒めることによって、自尊心、自己肯定感を育むことができます。
また、行動することに対して前向きな気持ちになれるかと思います。
先延ばしをしてしまいがちな方に、少しでも参考にしていただければ幸いです。
ご自身の目標を達成できるように頑張っていきましょう^ ^
―参考文献―
『もういちど自分らしさに出会うための10日間 自尊感情を取り戻すためのプログラム』 星和書店 デビッド・D・バーンズ著 野村総一郎、中島美鈴監修・監訳 林建郎訳
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