芸術は時を越えて
まさに今の季節、薫風を体で感じられる良い季節になりました。
しかし、温度差が大きい時期でもありますので、どうぞ健康管理に気をつけてくださいね。
さて、先日「生誕300年記念 若冲展」を東京都美術館に見に行きました。
伊藤若冲は江戸時代中期に京都で活躍した絵師です。
その画風は緻密な写実技法と想像を巧みに融合させたもので、若冲は「奇想の画家」と称されています。
マスコミでかなり取り上げられていたり、土曜日だったせいもあり大変な混雑で、なんと入館するまでに4時間待ちました。
上野公園で薫風を頬に感じながら長い順番待ちの列に並んでいたところ、美術館の職員さんが日傘を貸出していたので、私も1本お借りしました。
そして、給水場も用意されていて「水分補給してください」と周知したり、看護師さんが巡回してくださったりといろいろと熱中症対策の配慮をしていただきました。
そのような美術館側のおもいやりを感じたせいか、待っていたお客様たちも静かに順番を待っている様子が伺えました。
ようやく入館できたのですが、どの絵の前もすごい人だかりで、ゆっくりじっくり絵を鑑賞できる環境ではありません。
しかし、そのような中でも垣間見た本物の作品はどれもすばらしく、圧倒されました。
4時間待ってでもみる価値があると思いました。
音楽も絵画もそうですが、本物の芸術作品は何百年、何千年と時を越えても、我々人間に感動と癒し、勇気と希望を与えてくれるものなのだと実感しました。
時には本物に触れる機会を持つこともいいですね。
【イベントご案内】 蛍の夕べ
都会でも蛍が見られる場所があります。その一つに横浜市中区の三溪園があります。
ライトアップされた三重塔とハナショウブが迎える三溪園の奥で、幻想的なホタルの光が楽しめます。
金、土、日曜には通常非公開の重要文化財、旧燈明寺本堂の内部が開放され、ホタルを間近に見ながら生態について学べる観察コーナーが設けられるそうです。
蛍で癒されながら、見識を広げてみるのもいいかもしれませんね。
日時:5月28日(土)~6月5日(日) 9:00~21:00
場所:横浜市三溪園 横浜市中区本牧三之谷58-1
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