他者貢献
このゲームは、「チームメンバー全員が協力して一つの目標を達成していく」というもので、企業研修にも使われています。
このゲームでは、“他者貢献”が非常に重要になっています。自分一人のことだけを考えていては、チームメンバー全員で目標を達成することが難しくなります。
いかにチームメンバーのことを考えて動けるか、それがこのゲームの「鍵」となります。
この“他者貢献”ですが、日常生活においても非常に重要です。
今はやりのアドラー心理学でも、“他者貢献”が幸福につながるとされています。
『嫌われる勇気』という本には、こんな言葉がありました。
「あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きて構わない。自らの上空に他者貢献という星を掲げていれば、つねに幸福とともにあり、仲間とともにある!」
つまり、自分が他者に貢献している、自分は他者の役に立っているという感覚が、幸せを感じることにつながるということですね。
他者の役に立っている、そう思えることで自分の居場所をつくることができます。
そして、他者の評価を意識するより、他者に貢献することを意識していくと、他者に振り回されることなく、主体的に生きることができます。
こうしたことが幸福につながっていくということなんですね。
幸福を感じられない、孤独を感じる、他者の評価に振り回されている…そんなときは“他者貢献”を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。
引用文献
『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』 岸見 一郎・古賀 史健 ダイヤモンド社
※リエンゲージメントでは、
随時 無料のリワークプログラムに参加できる方を募集しております。
気軽にお問合せください。
[footer]]]>