立ち止まること
朝起きると日差しがまぶしく感じるようになりました。
日が伸びて季節が移ろっていくのを感じますね。
さて、利用者の皆さんは、ここでのプログラムや個人面談を通して、ご自身のキャリアと向き合う作業をされていると言えます。
キャリアの語源は、馬車の「轍(わだち)」であると言われています。
轍とは、通った馬車が道に残した車輪の跡です。
つまりキャリアとは、職業生活を中心とした あなたの生き方を通して、様々な人と出会い、様々な経験を踏み、歩んできた足跡の軌跡だと言えるでしょう。
しかし轍は、一度馬車を降りて振り返らないとみられません。
馬車がぬかるみに はまった時、道に迷った時、また、少し休息が必要な時、馬車から降りて振り返って初めて見られるものです。
キャリアも同じです。キャリアを歩む人がふと立ち止まって、人生を振り返った時に見られるものです。
リエンゲージメントに通っている利用者の皆さんは、様々な理由からキャリアを振り返る機会と遭遇しています。
キャリアを歩む中で、立ち止まることは きっと怖いことだと思います。
非常に勇気のいる事だと思います。
悔しい思い、辛い思いもするでしょう。
また、その時間が長ければ長いほど、焦りの気持ちや不安な気持ちがわいてくると思います。
しかし、自分の将来を考える時、何かの選択に迷った時、「自分は今まで何をしてきたのか」「これから何ができるのだろうか」と立ち止まって、振り返る作業が必要なのではないでしょうか。
きっと、その振り返りの作業から新たな歩みの力や、歩みの方向性が見えてくるはずです。
リエンゲージメントで過ごす時間が 次の歩みを踏み出すための時間になればと願い、私たちは尽力してまいります。
※リエンゲージメントでは、
随時 無料のリワークプログラムに参加できる方を募集しております。
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