砂漠の競争 ブログ

砂漠の競争

連休も明けて1週間。
寒暖差も激しい季節ですが、みなさん、体調やお疲れ具合等はいかがですか。
今は疲れが出やすい、体調を崩しやすい時期だと聞いたことがあります。
みなさん、ぜひ自分の身体に目を向けながら、過ごしていってくださいね。 さて、先日、とあるプログラムでみなさんにこんなクイズを出しました。 ~砂漠の競争~ 砂漠のある王国に2人の王子がいました。
王様はそろそろ王位を継ぐことを考えています。
ある日、2人の王子にこう言いました。 「そろそろ王位を渡す時が近づいてきたようだ。
  おまえたちに今からある勝負をしてもらうことにした。
  その勝負に勝った者に王位を授ける。
  今から、それぞれの馬に乗って砂漠のど真ん中に行きなさい。
  そしてこの城まで馬に乗って競争するのだ。」
「わかりました。早く城に着いた方が勝ちなのですね。」
「いや違う、遅く着いた方の馬を勝ちとする。」 二人は訳がわからないまま、馬に乗って砂漠のど真ん中に行きました。 競争を始めて1時間。
2人の王子はスタートをしてから、まだ1キロも進んでいない砂漠のど真ん中にいました。
馬は亀のようにゆっくりとした速度で進みます。
王子たちは暑さでどうにかなってしまいそうです。 競争を始めてから3時間が経ちました。
2人の王子も馬も暑さの限界です。
王子は馬に抱きつくように座り、馬もまたフラフラとした足取りで進んでいきます。 そこに旅の老人が通りかかりました。
老人は王子たちに何をしているのかを尋ねます。
王子たちは老人から水を分けてもらいながら、王様から言われたことを老人に話しました。
すると、話を聞いた老人は突然大声で笑い始めました。
王子たちは老人がなぜ笑い出したのか、わかりません。
老人は、ひとしきり笑うと、王子たちにあるアドバイスをしました。 そのアドバイスを聞いた2人の王子はすぐに馬に飛び乗り、一目散に城に向かって走っていきました。 さて、老人は二人に何とアドバイスしたのでしょうか。
みなさんはわかりましたか。 正解は、「お互いの馬を交換して、競争すればいい」です。 王様は王子たちに対して、「遅く着いた方の馬を勝ちとする」と言いました。
つまり、相手の馬に乗って先に着けば、自分の馬の勝ちになるということです。 人は、先入観や思い込み、見ているものによって、遠回りをしたり、誤った結論を出してしまったりすることがあります。
そんなときにちょっと間をおき、考えることができるかがポイントになります。 みなさんの今までの経験の中で、深呼吸したり、時間を置いたりしたことで、その物事に対する見方や考え方が変わったり、置かれていた状況が変わったりしたことはありませんか。
つまり、間をおき、先入観や思い込みから少し距離をとることができることが大切だと言えます。 しかし、ただ間をおいただけで、問題が解決するわけではありません。
間をとったときに、他のものに目を向けたり、情報を増やしたりすることができるかが鍵となります。 先のクイズでも、2人の王子が老人のアドバイスという“新しい情報”を取り入れたことで、今までとは異なる動きをしていきました。
2人の王子にとって、新しい情報が先入観や思い込みの世界から脱するきっかけになったのでしょう。 自分の先入観や思い込みはいわば自分の世界のものです。
今まで自分の目に入らなかった新しい情報を取り入れることが、みなさんの見ている世界を大きく変えてくれる担い手になってくれますよ^ ^
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