報連相はなぜできないか? ブログ

報連相はなぜできないか?

暦の上では大寒と一年で一番寒い時期ですが、朝起きた時の太陽の位置が日々少しずつ高くなり、ほんの少しずつ春に向かっているのを感じます^^ さて、本日のテーマは「報連相はなぜできないか?」です。
以前のブログで、就労には「報告・連絡・相談」のコミュニケーションスキルが必要ということをお伝えしました。この、企業に求められる「報告・連絡・相談」ですが、不足してしまう理由や、できないのはなぜなのか考えてみたいと思います。 まずは、報連相しようと思ってはいるけれどもなかなかできないというパターンがあります。
この理由としては、他の人が忙しそうにしていると話しかけることを遠慮してしまったり、もう少し作業が進んでからにしようと後回しにしてしまったり。
あるいは、これは報告しなくていいかと自己判断をしてしまったり、なんとなくタイミングを逃してしまったりといった経験は、多くの方がしたことがあるかもしれませんね。
また、小さなトラブルが発生し困った時など、自分に都合が悪いことは言いたくないという気持ちもあるかと思います。
そのまま報告せずに自分でうまく処理できたりすると、また同じようなトラブルがあってもわざわざ言わなくていいや、と思ってしまうかもしれません。 そして、報連相の必要性を感じないというパターン。
こちらは、報連相をせずとも問題なく業務を行えるという認識が主な理由となっているかと思います。
しかし、問題ないと思っていても、もしかしたら上司や同僚は一緒に仕事しづらいと思っていたり、本人も何かトラブルが起こるたびに必要以上のプレッシャーを感じているかもしれませんね。 2つのパターンで考え方の違いはありますが、どちらも共通して『報連相はできればしたくない』という気持ちがあるのではないでしょうか。
気軽に話しかけられる関係性ではない職場の人とのコミュニケーションは、多くの人にとって『できればしたくない』ものかもしれません。
気を遣ったり、適した言い回しを考えるのは大変ですし、ならばいっそコミュニケーションをとらければ楽だと安易に考えたくなってしまいますよね。
このように『できればしたくない』し、実際に報連相しなくてもそれほど問題なかったという方も多いかと思いますが、果たして、本当に問題はなかったのでしょうか。 うつ病を発症したり、何らかの理由で働くことに行き詰まった経験のある方は、その時は必要性を感じなかったとしても、振り返ってよく考えてみると、報連相によって回避できた状況があったかもしれません。
「もし早めに報告していたら…」「もしあの時誰かに相談していたら…」「上司に思い切って話してみたら状況が違ったかも…」など思い当たることはないでしょうか。
このように、仕事において行き詰まりを感じる時には、「報連相の不足」が要因の一つとして絡んでいることが非常に多くあるといえます。
報連相をすることで問題がすべて解決したり、状況が絶対に良くなる、というものではありませんが、行き詰まった状況の打開策の一つとしては有効ではないでしょうか。 『できればしたくないこと』をできるようになるのはとても大変なことです。
しかし、できるようになる方法はただ一つ、少しずつ練習して慣れていくことです。
過去にできなかったことも、これからできるようになることは自分次第でいくらでも可能です。
報連相の効果をよく理解し、出来たことでの効果や達成感を実感できれば、習慣化する努力ができそうですね。 リエンゲージメントでは通所中、プログラム以外の些細な事でも報連相を心掛けながら過ごしていただき、再就職へと向かっていきます。
最初は難しくても、少しずつ慣れていけば、いつの間にかなんてことなくできるようになっているのではないでしょうか^^
※リエンゲージメントでは、
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