うつ病・双極性障害 発達障害 HSP 就労移行支援・リワークリエンゲージメント

皆さん、こんにちは。
9月に入っても残暑続きで大変でしたが、やっと気温が下がり秋めいてきましたね。
季節の変わり目ですから、体調が崩れやすい時期となります。
体調管理をお気をつけくださいませ。 

さて、みなさんはいつも万全の体調でいられますか？ 

わりかし自分は強い方だという人もいらっしゃるかとは思いますが、「いつも」というのは保証できないことでもあり難しいかもしれませんね。 

特に精神疾患のある方は「しんどい」と感じやすかったりするようです。 

その内容や背景にもよりますが、「しんどい」と感じた時に休むという１パターンだけしかないと働き始めたあとに苦労します。 

極端なことを言うと「しんどくても行く」「しんどいと思いながらも身体は動かす」ということが大事になります。 

ここだけ聞くと、根性論に持ち込めばいいのかと思いがちですが、それは早合点です。
適切なセルフケアをしながら「しんどくても行く」「しんどいと思いながらも身体を動かす」のです。 

適切なセルフケアが足りないと、ただただ「しんどい」だけですし、セルフケアの選択肢が休むだけだと出勤できなくなります。 

頭痛でしんどいならば頭痛薬の活用を、眠れない日が続いてしんどいならば低め安定で動きつつ早めに受診をして主治医に相談を。
熱があって喉が痛いならば、会社に連絡をしてから、発熱外来を受診した方がいいですね。 

お休みの日で時間が十分あるときは家でゆっくりする時間を設けてもいいかもしれませんが、仕事の日は同じ方法を使うと別の問題が発生します。
時と場合によって適切な方法というのは変化することを知っておくと役に立ちます。 

しんどいながらも身体を動かした自分を自分で労ってあげるのもいいですね。
出社したら美味しいコーヒーを淹れる、ランチは好きなものを食べるなどご褒美作戦もいいかもしれません。 

私たちスタッフはこのような観点で支援しているため、行くか休むかの2択で葛藤されている方には「どう行くか」について考えてもらいます。
しんどいながらも行けるための工夫を１つでも２つでも増やすことが、皆さんが就労定着していく上では大事なこととなると考えているからです。 

通所はさせられるためのものと認識してしまうと辛くなりますが、自分のためになる方法を増やしているんだと思えば楽になっていきます。 

時には厳しい対応をすることもありますので皆さん色んな思いを抱えておられます。
その思いにも丁寧に耳を傾けながら支援していきますので、皆さんに必要なことを一緒に考えていきましょうね。