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半分の喜び

最近はすっかり春らしくなり、桜の花も少しずつ緑の葉に変わってきましたね。
緑の葉が出てきているのを見ると、なんだか気分が清々しいものになっていくように感じます。
みなさんも、季節の移り変わりを楽しんでみるのはいかがでしょうか。 さて、先日、ある話を見ていたときに、印象に残る言葉が出てきました。
ストーリーは、高校バレーボールを題材としたものです。
主人公の所属するバレー部は古豪と呼ばれ、最近は特段良い成績を残すこともなくなってきていたような部活です。
その高校が新入生を迎え、お互いに技を磨き、チームで協力し合い、高校バレーボールの頂点を目指していきます。 その頂点を目指す上での予選。準決勝第2セット。
ある選手がピンチサーバーとして試合に出ます。
彼は、特別優れた技術をもっているわけでもなく、自分に自信がないこともあり、なかなかチームに貢献することができずにいました。
そんな彼は試合で戦えるようになるために、自ら進んで高度なサーブの技を練習し、磨くようになっていきます。
始めはその技がうまくできず、試合に出ても失敗して、悔しい思いをしてきました。 しかし準決勝で、彼はついにサーブを成功させ、4点差の開きを同点にまでもっていきました。
それでも第2セットは相手チームが取り、最終セットに試合が持ち越しとなりました。 第2セットが終わった直後、彼のサーブを多くのチームメイトが褒め称えました。
しかし当の本人は、「半分ぐらいしかいいのができなかった」とつぶやきます。 それを聞いたチームメイトは彼に言います。
「じゃあ良かった方の半分を盛大に喜べ!」
「今は良い方の感覚をがっちりつかんで、忘れねぇようにすんだよ!」
「そんで、次もやってくれ!」 私たちの日常にもこういったことはありませんか。 できていたこともあるのに、できていない方に目が向いてしまう。
悪い結果になったからには、できていたことは関係がない。 悪いこと・できていないことの力は強く、私たちはつい、そちらに引っ張られてしまいます。
しかし、みなさんがそのステージに立つまで、その悩みを持つまでには、必ずできていたことや良かったことが積み重なっているはずです。 「半分しかできなかった」と言うならば、半分もできるようになった自分がいるのです。 そのできた半分、良かった半分を盛大に喜ぶことが、やがて自分の自信や成功体験に繋がっていくのではないでしょうか^ ^
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