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仕事との長いつきあい

寒さが日増しに厳しくなっていますが、体調にお変わりはないでしょうか。 今日は、定年という切り口から、働くことの意味を考えてみたいと思います。 ほとんどの企業は、ある年齢に達すると退職することを定めた定年制をとっています。
1970年代までは55歳定年が一般的だったのですが、60歳定年、65歳定年へと移行しています。
また、60~64歳で約7割、65~69歳で約5割の方が就業しているという調査結果があり、定年後も多くの方が働き続けていることが分かります。 定年を迎えるにあたって、“仕事を通して得てきたものが失われてしまう”という不安があります。
たとえば、
・収入が減ることの不安
・社会的信用や保証がなくなることの不安
・会社という帰属集団から離れていくことの不安
・職場という自己実現の場を失ってしまうことの不安
等です。 では、定年に対して このような不安ばかりが生じるかというと、そうでもないようです。
定年を迎えようとする方々に、若い頃から仕事をどのように受けとめていたのかについてお聞きしたことがありますので、少し紹介したいと思います。 20代から30代では、「親から自立できたと感じた」、「仕事を通じて自分は成長していると感じた」、「本当に自分のやりたいことは何かと考えた」と、自立や自信、成長とともに迷いや模索の言葉がみえます。 40代になると、「自分の仕事は認められていると感じた」、「プレッシャーやストレスがきつかった」、「周囲に左右されずに自分の見方ができるようなった」と、自信とともにストレスや個性化の言葉がみえます。 50代になると、「自分はもう若くはない」、「仕事に対して自分ができることの限界を感じた」と、限界の言葉が洩れてきます。
一方、「自分らしい生き方ができていると感じた」、「自分にとって本当に何が大切なのかが分かった」と、長年つきあってきた仕事に対する感謝のような声が聞こえてきます。
ちなみに、このような方々は定年を肯定的に受けとめています。 働くことは楽しいことだけではありません。試練もあるでしょう。
自信をつかんだ時の喜びも、自分の限界を感じた時のつらさも、自分を成長させる糧になっていると受容できていればこそ、定年という通過点を肯定的に受けとめることができるのではないでしょうか。 仕事とは長いつきあいです。
働くことの意味について、いつもとは違った視点からも考えてみることで、自分らしい『働くことの意味』を太くすることができるかもしれません。 リエンゲージメントでは、様々なプログラムで自分自身をふり返り、働くことの意味について考えていきます。
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