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コミュニケーションの源

今年も残りわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
寒さが一段と厳しくなっていますが、お風邪をひかないようにして下さい。 そこで、今回は少し温まるお話しをしたいと思います。 先日、自転車を乗ろうとしたところ、後輪がぺしゃんこな状態でした。
「長年乗っているのでタイヤとチューブの傷みがひどく、替え時かもしれません」と、前回のパンク修理の際に言われた店主の言葉が頭をよぎりました。
寒い北風が吹く中を、トボトボと店まで押していきました。
「今日はいろいろ予定を立てていたのに、出鼻をくじかれた。今日は朝からついてない」とテンションは下がり気味。
店は立て込んでいて修理まで時間がかかるというので、「もし替え時だったらタイヤとチューブを新しくしてください」とお願いして店を出ました。 数時間後に店を訪れると、まだ修理の途中でした。
「何回も調べてみましたが、パンク箇所が見つかりませんでした。パンク箇所がないのに新しいタイヤとチューブに勝手に替えるのもどうかと思い、ここで作業を止めておきました」と店主の言葉。
「さっさと作業を進めてしまっても誰も分からないのに。客の了解を得るまで待っているなんて、仕事に対して何て正直な人なのだろう」と感銘を受けました。
下がり気味だったテンションは爽やかな気分に変わっていきました。 その日は新しいタイヤに交換せずに済ませましたが、翌日に自転車を乗ろうとしたら、また後輪がぺしゃんこな状態。
「やっぱり、もう替え時だったのだ」と思うのみで、店主に対する不満は何も感じませんでした。
寒い北風が吹く中を、またトボトボと自転車屋さんまで押していきました。 自転車を見てもらうと店主から「すみませんでした。小さな穴でしたが見つかりました。わたしのミスです。昨日に交換した虫ゴム代も今日の修理代から引かせていただきます。時間をとらせてしまい、申し訳ございませんでした」と言われました。
真摯な謝罪の言葉に、また感銘を受けました。 その日もお客で店は混んでいました。
「なるほど!ここのお客はみんな店主のファンなのだ」と納得がいきました。
『お客の立場や気持ちを考えながら仕事を進める』『ミスを素直に認める』という店主の姿勢には人柄が感じられるのです。
だから、誰もが気持ちよくコミュニケーション(仕事をお願い)できるのです。 これは、自分と相手の気持ちを尊重するアサーションの考えと同じではないでしょうか。
店主は自分の仕事を大事にしているからこそ、仕事上のミスも素直に認めることができたのです。
それは自分に対する気持ちと正直に向かいあっているからだと思います。
自分と相手の気持ちを尊重する姿勢が、コミュニケーションの源となっています。 リエンゲージメントでは、アサーショントレーニングのプログラムが用意されています。
コミュニケーションの源について、専門家と一緒に考えていきませんか^^
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